Earthquake Prediction Institute for the 21st century

一般社団法人 地震予知研究所

Epi21

English巨大地震予知情報ジムサイトポリシー、定款公告


ごあいさつ  代表理事 インスピレーションを下さった方々  感謝している方々


ごあいさつ

   2024年5月6日

私は、武田エンジニアリング・コンサルタント(Tec21)広島市で、物理的ウエーブレットをもちいて、エンジニアリング問題を解決してきました。しかし、2011年3月11日の巨大地震による東北地方の壊滅的破壊を目撃し、2015年、地震と津波の災害を軽減するために、地震予知研究所(Epi21)を広島市で登記し、2016年、今治市に研究施設とジムを創設しました。2024年1月1日、能登半島大地震の大災害を目撃し、地震、津波災害対策を強化し、自然災害の影響を、世代、国境を超えて軽減する決意をしました。そのため、次のビデオシリーズを皆さんと共有します。
1. 「大地震、巨大地震の発生過程を見つける方法」
2. 「地震災害軽減対策に、地震発生過程をリアルタイム予知に活用する方法」。
初回のYouTubeビデオ(10分程)は、東北巨大地震発生3ケ月前から、巨大地震。津波災害警報を、毎日、提供できていた紹介です。 丁度大型台風発生の目を捉え、その後の進路と防災警報を発令するのと同様な、災害・防災警報発令です。次回は、2011年の東北巨大地震と同様に、能登半島地震発生3ケ月前から、災害・防災警報を、毎日、提供できていた紹介です。
今後のビデオ報告は、気象庁一元化震源要素データ地殻変動データの公開データを物理的ウエーブレットで解析した、南海トラフ、相模トラフ、千島海溝 の現況です。

Epi21が提供出来る大地震、巨大地震防災警報は、地震発生3ヶ月程前からです。地域防災には、皆様の強力とご支援は欠かせません。YouTubeのチャンネル登録と、自然災害に撃ち負けない私たちの旅に参加してください。一緒に備えましょう!

コロナで閉館中のジム施設は、2024年8月〜9月以降スカッシュから予約を受付、開館する予定です。ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
代表理事  武田文秀 Ph.D.(理学博士)
地震予知研究所
〒794-0826 今治市郷新屋敷町3-4-56、予知研究所、ジム・スカッシュ施設; 〒794-0826 今治市郷新屋敷町3-4-2、各種研究施設

〒734-0015 広島市南区宇品御幸2-14-23、予知研究所
Email: epi21gym (at) gmail.com (at) = @

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武田文秀 (Fumihide Takeda)の履歴

教育

· 防衛大学校、海上要員15期、1971

o  卒業論文「CH3CH2OH(エタノール)分子のマイクロ波分光のスターク効果」で電気工学科の最高業績栄誉賞を受賞し、ポートランド州立大学、物理学部、竹生信(Makoto Takeo)教授(1920-2010)下の上級研究を進められた。

· ポートランド州立大学、物理学部、環境科学および資源−物理学 Ph.D. 1980

o 博士論文:「固体-ガス界面における光の選択的反射とその応用」は、Ewald-Oseenの消滅定理(光の消滅定理)を、固体(ガラス)とガスの界面で生じる光の選択的反射を説明可能な定理へと拡張し一般化し、拡張定理の応用分野を開拓した。その一例を:「周波数を可変できる強いレーザー光を強弱ビームに2分割し、固体表面(ガラス表面に積層した金属薄膜等)とガスの界面に、レーザー光が金属膜に沿って互いに逆方向に進行するようガラス側から照射し、固体とガスの界面から選択的に反射された弱いレーザー光のスペクトル分析から、ガスと薄い金属膜との相互作用を含むガスの動的状態を理論的導出する事」で示した。

[アクセス] Selective reflection of light at a solid-gas interface and its application

職歴

· 海上自衛隊幹部候補生学校(22)1972年度クラス

o  ドローン技術開発の先駆的役割からの中途退職。

· ポートランド州立大学、物理学部のTeaching Assistant1973-1979

o  一般物理、実験、演習を週6〜12時間教える。

· 広島大学工学部、武田力也(父)流体工学研究室の上級研究員、1980-1982

o  カオス理論とフラクタル理論の流体工学への応用に関する包括的な理解を提供し、これらの高度な数学的概念が複雑な流れの振る舞いを解読するためにどのように利用できるかを明らかにした。カオスとフラクタル理論をエンジニアリングアプリケーションで活用できる新たな道を開いた(Appendix B3-2)。

· 株式会社 シー・エス・イー、ソフトウエア―工学研究室、室長 1983

· 南太有限公司(南太電子株式会社、香港、東京)、 技術開発顧問 1984-1985

o  デジタル血圧計を開発し、香港で大量生産した。

· 株式会社 武田エンジニアリング・コンサルタント設立、代表取締役、1986-現在

o  心電・血圧計の消費者向け機器のプロトタイプ製作。心臓の拍動を制御する電気信号とその拍動による動脈管壁の動きを、新規開発したVF変換器を介しデジタル化する事により、心臓の電気的及び機械的な機能、血圧情報、動脈管壁の硬化度等を、PCを介してモニターする。

o  物理的ウエーブレットの原理と関連技術の開発。複雑な時系列データの生成過程の物理をリアルタイム抽出するために開発。

o  リアルタイム異常予知診断及び異常による破壊防止装置を産業用途に開発。

o  家庭生活状況を遠隔で把握する装置の開発。家庭用水の用途量を自動判別し、生活状況を把握する。

o  高感度地震計・傾斜計(卓上型2軸式)を消費者向けの機器として開発。振り子のキャパシタンス容量変化を、10^-510^3 galの広帯域に変換した。

o  大地震及び巨大地震の生成過程の物理、予知原理、運用技術を確立

o  診断および破壊防止技術の先駆者として、産業分野における多数の基本特許を取得。

· 流の計測の国際会議のセッション議長、1992 (Soul) and 1993 (Toulouse)

· 徳山工業高等専門学校、情報電子工学の講師、1996-1997

· 広島県立看護学校、情報科学講師、1998-2002

· 産業技術総合研究所、主任研究員、1999-2001

o  大手特殊重工業向けに開発した異常予知診断と破壊防止技術を一般企業が利用できるよう、それら技術の公開と運用指導。

· 米国物理学術誌カオスの論文審査員、2005

· 一般社団法人 地震予知研究所(Epi21)設立、代表理事、2016-現在

o  著名な地球物理学者で私の助言者だった安芸敬一(Keiiti Aki)教授(1930-2005)が抱いた地震予知の夢を実現。

学術貢献

·  武田の博士論文(1980年)は、個体とガスの界面における光の相互作用に関する理解を大きく進展させ、物理学において顕著な貢献を果たした。Ewald-Oseenの消滅定理(光の消滅定理)を拡張・一般化し、光の選択的反射という現象を解明した。拡張した消滅定理に基づき、個体とガスの界面に、周波数可変な強いレーザー光を強弱のレーザー光に分割・照射し、選択的に反射する弱いレーザー光のスペクトル解析から、ガス(原子および分子)と固体表面との相互作用を含むガスの運動状態を解析できる理論を示した。多様な科学技術分野での応用を包括する。

· 広島大学の流体トンネル、牽引タンク、旧通産省呉工業技術研究所の牽引タンク・パイプにおける流れの様々な密度、粘度、瞬時流速、乱流度に対する小型プロペラ型流速計の応答特性が、べき乗法則に従う事を発見し、法則を理論的に導出した。

· 小型プロペラ型流速計を試作し、流体トンネルの脈動乱流に対する応答を解明した。

· 物理的ウエーブレットを開発し、環境ノイズに埋もれたデータをニュートンの運動法則(F = ma)を用いて解析できる技術を確立した。

· 物理的ウエーブレットとリアプノフ指数を取り入れた理論的枠組みを用い、べき乗法則に従う流速計の応答過程を理論的に再導出した。更に、リアプノフ指数、フラクタル次元、情報エントロピーの関連性を導出し、流量測定の精度と信頼性を高めた。

· 心臓の電気的及び機械的機能、心拍変動、血圧情報、動脈管壁の硬化度等を、家庭で容易にパソコンを介して診断できる技術を提案しプロトタイプを製造した。

· 異常予知診断及び異常による破壊防止技術を開発し産業分野で実用化した。

· 大地震、巨大地震の生成過程の物理、予知原理、運用技術を確立。

· 13件の基本特許を上記複数の分野で取得し、研究論文を発表した。

リーダーシップとコミュニティへの貢献

· サッカー選手・指導者

o 最優秀選手賞をポートランド州立大学バイキング・サッカークラブで受賞し、オレゴン州のOSFAリーグのオールスターに選出された(1970年代)。

o サッカーの技術指導を、ポートランドの高校女子サッカー(1970年代)、広島(宇品)の小学校サッカー(1980年代)にした。

· 一般社団法人 地震予測研究所(Epi21)の設立

o  地震予知の教育・広報活動を学会、地域社会で実施した。

o  地域及び全国的なスカッシュ大会を研究所のスポーツ施設で主催した。

所属学会

· American Geophysical Union(米国地球物理学会)、日本機械学会日本地震学会

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地震予知研究所の設立に向け、インスピレーションを頂いた科学者と政治家の方々です。

1.  安芸敬一 (Keiiti Aki193033日‐2005517日): 地震学で著名な地球物理学者。先生が、晩年、気づかれた地震予知の考え方が、偶然、私の考え方と同じであった。そのため、意気投合させて頂いた唯一の地震学者であった。地震を作り出す地球物理学現象に関する数多くの意見とインスピレーションを、インド洋に浮かぶレユニオン島から、毎日、emailで頂いた。

2.  竹生信 (Makoto Takeo192046日‐2010523日): 鋭い物理的洞察力と自由自在に扱える数学の道具とで、複雑な自然現象を解明してきた理論物理学者。先生は、多くの科学者から聖書と呼ばれた"Broadening and Shift of Spectral Lines Due to the Presence of Foreign Gases" 、the Reviews of Modern Physics (29, 20, 1957)論文主筆を、中国から米国(オレゴン大学)に帰化されていたShang Yi Ch'enさんとしたのみならず、実験室内で6000℃の高温環境を作る大型装置と、その細部装置の電子回路や制御部品までアセンブラー言語で制作する実験屋でもあった。Wiley-VCHから1999年に出版された専門書籍「Disperse Systems」は、「分散システム」の魅力的な領域と現代技術における幅広い応用に深く踏み込み、微視的な組成と巨視的な振る舞いとの複雑な関係を明らかにすることで、技術者に分散システムの特性を効果的に活用するために必要な知識を提供しています。基本原理と最新の研究をわかりやすく提示することで、「Disperse Systems」は、2020年代においても、このダイナミックな分野を目指す新進気鋭の専門家にとって不可欠なリソースとなり、明日の技術の景色を形作る物理学者や材料科学者にとっては必読書です。竹生先生の様に物理現象の真理を探究でき、応用に拡張できる科学者に遭遇した事はありません。私のPh.D.論文 (Selective reflection of light at a solid-gas interface and its application) のアドバイザーであった先生から、地震予知に利用できた物理を学び、先生から、「私も、それには気が付かなかった」と言われるまでに成長し、その後も跡を追い続けているが、先生の様な真の科学者のレベルに未だに到達できていないし、恐らくできないと思う。防衛大学校の物理教室で、仙人の様なオーラを発しておられた恩師の佐藤猛先生が、友人で米国に永住されていた竹生先生に、私を、紹介して下さった。この出会いや、防衛大学校で授かった様々な教育が無ければ、今日の自分は無い。

3.  Gertrude F. Rempfer (1912年1月30-2011104): 電子顕微鏡の開発で著名な女性物理学者。鋭い物理的洞察力で、電子顕微鏡を開発され、99歳でお亡くなりなる3週間前まで研究生活を継続された。私が、ポートランド州立大学の大学院時代、ランダウ=リフシッツの理論物理学教程の古典力学、場の古典論のテキストを用いた授業を、先生から受けた。テキストの難解な数学を、物理的なセンスで教える事ができる教育者でもあった。私のPh.D.論文の審査委員にもなられ励ましを頂いた。Rempfer先生と竹生信先生から、異色な物理的洞察力を学べる事が出来た。Rempfer先生に、PCとインターファイスして機能する新規な心電・血圧計のデモをした時、「すごい!この様な開発は、できるものではない!」と、随分褒めて頂いた。デモした私の手作りサンプルは、アセンブラー言語で記述した東芝の安価な2KROMの4ビットマイコンで機能していた。そのマイコンをマスク化し、量産体制に入った直後、東北大震災でマイコンの生産停止を東芝から通告され、夢見た量産計画は中断している。Rempfer先生と、地震予知について議論する機会を失ったけれど、先生の様に、99歳まで、「科学と向きあれば」と願う毎日です。竹生先生とRempfer先生とから学んだ物理は、私の主張する地震予知の源です。

4.  武田(五領田)力也 (Rikiya Takeda 1923927日‐201137): 私の父で、1945年3月兵役招集を受け、広島工業専門学校(現広島大学工学部)を退職し、潜水学校に入校し人間魚雷回転搭乗員として、終戦を迎えた流体工学者。1980年、流体工学の実験において、「観測データを上手に整理すると、両対数グラフ上で直線になる。」と助言を受け、新たな直線現象を見つけた。それは、自然界で普遍的に観測される 1/f 現象の1つでもあった。そのデータの抽出方法は、地震予知の基本的な考え方の1つとなった。父から他に多くの事を学んだ。

5.  John F. Kennedy (1917年5月29日-19631122): ジェット戦闘機のパイロットを夢見て入校した防衛大学1年生時、英語の授業で、J.F.K.著のA Nation of Immigrantsを読み、アメリカが憧れの国となった。私がポートランド州立大学の大学院生であった1970年代、J.F.K. 大統領の命日に、TVで再放送された、Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country”に、深い感銘を受けた。

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地震予知研究所の運用向け、次の方々に感謝している

1. 弘法大師:「何も知らないで、自分がした過ちに懺悔し、人の歩むべき道を歩み、ご先祖様、お世話になった方々、インスピレーションを頂いた方々に感謝し、一日を始める」という慣習を、お大師様から頂いている。

2. イエス・キリストと淵田美津男:淵田さんは、キリスト様の教えのひとつ「赦す」を、私に教えて下さった。真珠湾攻撃飛行隊長であった、淵田さんは、自ら犯した真珠湾奇襲攻撃の罪の赦しを乞い、生まれ変わり、戦争の無い、核の無い、世界平和を願い、国境を越えて、人間として順守しなければならないキリスト様の説かれる道徳を実践する大切さを、訴え続けた。防衛大学3年時に大講堂(体育館)で受けた淵田さんの講演は、私に深い感銘を与えた。自分は気づかないで何か罪を犯しているのかを問いかけ、「赦す」の意味を自分なりに理解しようとする。その時、必ず、淵田さんの講演時の関西と英語なまりの肉声がよみがえってくる。

3. 笠崎(武田)浜代:母方の祖母、浜代と母(武田節子)とから、私の米国留学のサポートを受けた。又、母、節子から仏門の教えを頂いているが、母の領域にはとても到達できない。祖母は、学業優秀賞状を数多く受け、それらを実家に残している。そして、明治の今治で、電話交換機の交換手として働き始めた。交換機を横に、愛らしい笑顔の祖母の写真も残している。

4. 五領田助之進:教育者だった父方の祖父のお土産は、本であった。幼少時に頂いた絵本の那須与一と扇のシーン等が未だに脳裏に焼き付いている。私の父、五領田力也は、母、節子との養子縁組で、武田力也となった。

5.  武田傳助:浜代の兄で、私に大きな影響を与えた祖父。武田傳助から受け継いだ今治の農地に、地震予知研究所とスポーツジムを建設した。祖父からも、弘法大師様の教えを説かれ、祖父の教えを毎日かみしめている。

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Last Updated: 2024/5/7 12:50